Wood and Stainless: A Perfect Match
29 木目とステンレスのパーフェクトマッチ
コーポラティブハウスの1室のキッチンです。
緑の多い住宅地にあり、背面収納の突板も床材も温かみのある色合いで仕上げています。
変わってキッチン側は全面ステンレスのシャープな仕上げです。
ステンレスは異素材との相性もよく、見る角度によって印象が変わる懐の深い素材です。
ステンレスで仕上げたキッチンを、オーク材の突板で囲うようにして、リビングダイニングとなじませたデザインです。明るい木目と機能的でスマートなステンレスキッチンをマッチングさせました。
シンク内には段(リブ)を設け、水切りプレートをはめこめます。洗い物の水切りなどに使うだけではなく、ワークトップ側に寄せれば調理スペースも広がります。
シンク内のリブははお好みの高さに付けることができます。
カウンターの下の奥行を広げることで、散らかりやすい調理小物やスパイスを置くスペースも確保しました。
コンロもステンレストップの機種をセレクトし、ステンレスのワークトップとの一体感を出しています。
シンク下にはオープンスペースも。こちらもステンレス仕上げです。
キャスター付きのダストボックスを入れ、引き出して使います。通気性もよく、シンクの下に湿気がこもりにくいのも利点です。
ダイニング側から見ると、木目が横に流れる木のキッチンとホワイト調の明るいタイルの壁が素敵なデザイン。リビングダイニングを温かな雰囲気にしてくれます。家具にもなじみやすい樹種をセレクトしています。
ステンレスの機能的な雰囲気から一転、異素材の組み合わせもオーダーキッチンだからできること。
キャビネット内部には可動棚を計画し、暮らし始めてからも自由に使えるようにしています。
上段のオープン部分の両端にコンセントを設置しましたのは、携帯やタブレットを充電したり、ホットプレートやハンドミキサーなどのキッチン家電に使えるように。
キッチンまわりはコンセントが複数あると便利ですが、事前の計画が必要なので、遠慮なくご相談下さい。細かな電気計画にも対応できるのがオーダーキッチンの魅力です。