特別なお客様のための「おもてなし」スペース。プロの料理人が使うことも想定し、一般家庭とは一線を画すプランになりました。HOMECHEFでは家庭用の他に、食に特化したさまざまなキッチンのオーダーもお受けしています。

「グルメキッチン」の特徴でもあるステンレスキッチンと木カウンターの調和を実現。

突板は「柾目」にし、よりスッキリとした印象に。食べる空間と作る空間を全く違う素材でスッパリと区分けしています。

業務用冷凍冷蔵庫に、鮪などの大魚を捌くための舟形シンクを並置。調理台は厨房仕様のままオリジナルサイズで製作しました。こういった点はHOMECHEFの実力が発揮される、プロフェッショナルな部分です。

加熱機器は業務用ガスコンロ（左）と、水素コンロ（中央・右）を併用。

水素コンロは依頼主の指定で用意されたもの。水素を燃焼させる最先端調理機で、二酸化炭素を発生させないため、次世代クリーンエネルギーの利活用として注目されています。

もう一つの見せ場の薪コンロの内部は耐久性に優れたレンガを使い、現場で施工しました。

特注のステンレスレンジフードは内部に水を流す水フィルター構造で、炭からの火の粉に対応します。

奥部屋に置かれたキッチンカウンターは、加熱機器は置かずに補助的な使用を想定しています。