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HOMECHEFショールームでオーブン比較検証

HOME CHEFのショールーム展示品の中には実際に使える機器があります。
お客様にご提案する機器を実際に使ってみて、その魅力をもっと伝えられたらと思い、私たちスタッフで、勉強を兼ねて使ってみました。
今回は3つのオーブンの比較実験です。

使用したのは次の3つ
(A)一般的な置き型電子レンジオーブン/パナソニック 100V(事務所に備えている機種を使いました)
(B)プロシューマーオーブン/北沢産業 200V
(C)ビルトイン電気オーブン/ミーレ 200V(写真の左側の機種)
※後継機種が出ている商品がございます

B)のプロシューマーオーブンはパンやお菓子作りに特化した当社のオリジナルオーブンです。
こちらに詳しい記事がありますので、合わせてご覧ください
https://homechef-kitazawa.jp/special-contents/367

パンとクッキーで焼き加減(焼き色や生地の固さなど)と食感を比べてみます。
焼き色を見るためにアイスボックスクッキーはココア生地を作らず、プレーンのみで。
パンも同様に生地には何も入れずに、切りっぱなしパン(生地を均等に切ってそのまま焼くだけ)と、ウインナーロール。

同じ生地、同じ温度、同じ時間で焼いて検証していきます。

ウインナーロールの巻きの甘さはご勘弁を。
上左がC)ミーレ、上右がA)一般オーブン、下がB)プロシューマーです。
焼き色は色の濃い順にミーレ→プロシューマー→一般のオーブンとなりました。

(A)一般オーブン(上右)もちっとした食感はあるが表面のパリッと感は少なく感じました。
(B)プロシューマー(下)パンの底がしっかりと焼けていてその硬さが好みでした。他に比べて生地がキメ細かく感じました。
(C)ミーレ(上左)表面がしっかりと焼けていて中がもちふわな感じでした。

左上が(C)ミーレ、右上が(B)プロシューマー、下が(A)一般のオーブンです。
焼き色は色の濃い順にミーレ→プロシューマー→一般のオーブンとなり、パンと同じ順番になりました。

焼きあがったクッキーを並べてみました。右の写真は裏側です。
左から、A)置き型、B)プロシューマー、C)ミーレ の並びです。

A)表は全体的に薄い焼き色。周りと底面、中心部の色がはっきりと違う。ほどよい硬さでしたが、外側の食感と若干の違いがありました。置いてある場所によって焼き色にムラがあります。
B)表も裏も全体に均一なきれいな焼き色。食感はハード系のクッキー。一番好みでした。場所による焼きムラはありませんでした。
C)しっかりと焼けているが、周りが少し焼きすぎな状態になり硬い仕上がりでした。場所による焼きムラはほとんどありませんでした。

【スタッフで食べた感想】
・プロシューマーオーブンってすごいなぁ
・それぞれの機器の特徴を掴んで、温度や時間を調整するって大事なんだね
・ミーレ、パワーある!

【結果】
今回の検証はそれぞれの機器の特徴やクセを全く考慮せずに、同じ条件で焼きました。そのため、焼きが薄かったり、逆に焼きすぎたり、という事が起こっています。
そちらも踏まえ、プロシューマーオーブンのすごさを感じました。焼き色が表も裏もほとんど変わりがないのは、さすがと言えます。ご自宅でお菓子の販売などをされている方に人気があるのも納得です。
置き型やミーレも特徴を掴んで焼けば、もっとうまくできたであろうと言えます。
同じ条件で焼いて、置き型とミーレの差がこんなにあるのは電圧の大きさからでしょうか。200Vの出力パワーの電気オーブンは立ち上がりが早く、熱も高出力です。もちろん置き型のオーブンも家庭のコンセントにつなぐだけで手軽、というメリットがあります。

ちなみにプロシューマーオーブンの底面の鉄板は厚みがあり、そのおかげで均一に熱が回るようになっています。厚い鉄板は蓄熱性が高いのも特徴で、同じタイミングで電源を切った、ミーレのオーブンがすっかり冷めた時点でも、プロシューマーオーブンの中はまだまだ温かい状態でした。連続して焼く事を想定したこの蓄熱性こそプロ仕様といったところでしょうか。ただその分、余熱にも時間がかかってしまいますが。

HOMECHEFのキッチンにはプロ仕様の商品や各メーカーのビルトインオーブンを組み込むことができ、また置き型のオーブンレンジを置くスペースを考慮した壁面収納など、色々な形のご提案ができます。
お気軽にご相談ください。