Special Content

もしかして、今あなたが食べているコロッケは? 

北沢産業のあゆみ 01

HOMECHEFはプロ用の厨房機器の商社・北沢産業がプロデュースする家庭用のオーダーキッチンです。ここではそんな当社のブランドストーリーを紹介します。その第1回目。

北沢産業は、時代をリードする様々な食環境をお客様にご提案しています。当社では家庭用のオーダーキッチン「HOMECHEF」というキッチンブランドを2019年に立ち上げました。特に歓迎しているのは「料理好き」のお客様。その理由を当社のバックグラウンドからをお伝えします。

第1回目の記事は、敢えて古い写真をメインにお話をしたいと思います。

この古めかしい 1 台の機械。今から 60 年前に揚物機として世の中にデビューした北沢産業の初期型フライヤーです。当時、食品業界の大ヒット商品でした。戦後日本が復興に向け一丸となって汗を流した、昭和の懐かしい良き時代。商店街の一角にある、惣菜屋から油くさい臭いとともに流れる「コロッケの唄」のメロディ。

「昭和 35 年頃のフライヤー」

昭和35年頃のフライヤー

「今日もコロッケ、昨日もコロッケ、これじゃ年がら年中、コロッケ、コロッケ♫」瞬く間にこのフライヤーは、町の惣菜屋からヒット商品となり、北沢産業のフライヤーはテレビコマーシャルにも登場しました。当時を知る方にはそれはそれは懐かしいフレーズです。「キタザワ、キタザワ、キタザワ産業♪」

と競馬中継やゴールデンタイムのプロ野球中継時に放映されました。

「令和 2 年販売のフライヤー」

令和2年販売のフライヤー

それから多くの時間が流れ、令和2年4月に販売開始した当社製フライヤーは、「水」と「油」のコラボレーションを実現させたWAO(ワオ)へ進化し、60 年近いフライヤーの歴史を経て、従来の揚げ調理のイメージを一新し、魅力的な高性能フライヤーとして現在発売されています。

酸化物や揚げカスが下部の水域に落ちることで、常に油をきれいな状態に保つことが可能で、従来の電気フライヤーに比べ約31.6%もの酸価値ダウン、さらに揚げ量は65%以上も伸びるという実験結果も得られました。冷めてもサクッとした食感が長く続き、清掃やメンテナンスにかかる時間も大幅に改善された画期的なフライヤーです。もしかしたら、今あなたが食べている揚げたてのコロッケ、当社のフライヤーで揚げたものかもしれませんよ?

水と油のフライヤー WAO 特設サイトはこちらから

第2回目の記事はこちらから

*冷凍メンチカツを揚げ始めて約2892個時点の油サンプルをピックアップし分析した結果
*酸価値 :油脂1グラム中に存在する遊離脂肪酸を中和するのに必要な水酸化カリウムのmg